ダイワの月下美人しずるは、2023年1月にデビューした新感覚の着せ替え可能なミノーです。このルアーの一番の特徴は、様々なシルエットにアレンジできるカスタマイズ可能なデザインにあります。標準装備されているワームを取り外し、ボディのピンに月下美人ワーム等を装着することで、アングラーの好みに合わせた様々なスタイルを作り出すことができます。このカスタマイズ性はアクションや波動を変えることも可能にし、アングラーの創造力に委ねられています。
使用方法に関しては、メバリングの際にスローからミディアムスピードでのリトリーブを基本とし、1秒から2秒間でリールハンドルを1回転させることが推奨されています。このリトリーブスピードの調整は、釣りの状況に合わせて行うことが重要です。
さらに、月下美人しずるは、様々なサイズのワームに対応しています。例えば、ソードビームやビームスティック2.2インチなど2インチクラス以上のワームを装着する際は、お好みの長さにカットして使用することが推奨されています。この柔軟性は、アングラーが様々な釣りの状況に対応できるようにするためのものです。
ワームの装着方法については、ボディのピンをワームの差込み穴に真っすぐに差し込むことが基本です。もしボディとワームの間に隙間ができた場合は、接続部から少し離れた位置をつまみ、ワームを強く真っすぐに押し込むことが求められます。また、ピンの先端が鋭くなっているため、装着時には十分な注意が必要です。そして、標準装備以外のワームを装着する際には、お好みの長さにカットして装着すること、ワームが抜け落ちないように根元までしっかりと挿入することが重要です。
ワーム保管時の注意点としては、標準装備のワーム及び月下美人シリーズのワームは特殊素材(エラストマー)を使用しているため、他の素材のワームと一緒に保管すると変質する可能性があるため、分けて保管することが推奨されています。
月下美人しずるのもう一つの大きな特徴は、その貫通力です。SaqSas(サクサス)と呼ばれるこの表面処理テクノロジーは、従来のメッキ処理では実現できなかった驚異的な貫通力を持ち、ハリの表面にフッ素系特殊プレーティング加工を施すことで、刺さり性能が従来の塗装ハリに比べて最大40%(平均約20%)アップしています。この高い貫通力は、小さなアタリやショートバイトでも逃さずキャッチすることを可能にし、一度体験すると忘れがたいものとなっています。ただし、非常によく刺さるハリであるため、取り扱い時にはこれまで以上に注意が必要です。
最後に、月下美人しずるのスペックについてです。サイズは50mm、標準自重は1.6gで、色数は6色、メーカー希望本体価格は1,100円となっています。このようなスペックは、幅広いアングラーに対応しやすい設計となっており、多くの釣りのシーンで活躍が期待できるでしょう。
月下美人しずるのインプレ
ダイワの月下美人しずるのインプレを紹介します。
今日もしずるの出番!
24.5cm👍#月下美人#しずる pic.twitter.com/wkQUKWQC37— タミカミ (@tamikamiblog) February 12, 2023
そう言えば、昨日のテストで月下美人ロッド企画者が、しずる+シラスビーム2.8インチという超アンバランスな組み合わせでアジを釣ってました。シラスビームは柔らかすぎて、しずるの針に刺すのがすごく難しいですが良かったら試してみてください😅 pic.twitter.com/jv0HDOesow
— 西井 (@Nishiiidaiwa) December 28, 2022
「月下美人しずる」に「グラスミノー」をカットして組み合わせる💡
これいいかもですね👍#しずる#エコギア#グラスミノー pic.twitter.com/sSIDNnye6o— タミカミ (@tamikamiblog) March 17, 2023