ベイトリール

メバリングで使いたい25slxbfsのインプレまとめ

シマノの新型ベイトフィネスリール、SLX BFSが2025年3月に登場する。価格は26,000円(税別)で、XG RIGHTモデルは2025年5月に発売予定だ。このモデルは、軽量ルアーの操作性を追求し、さらなる進化を遂げた。新たに採用された超々ジュラルミン製スプールは、低弾道でのキャストを可能にし、精度の高いアプローチを実現している。従来のモデルと比べてスプールの軽量化が進み、よりスムーズなキャストが可能になったことで、ブラックバスや渓流、さらにはライトソルトゲームまで幅広く対応できるリールへと生まれ変わった。

このSLX BFSに搭載された「フィネスチューンブレーキシステム(FTB)」は、遠心特性を持つマグネットブレーキであり、キャスト時の回転数に応じて自動的に制御が働く仕組みとなっている。この技術により、バックラッシュのリスクを大幅に低減し、軽量ルアーでもストレスなくキャストが決まる。特に、低弾道キャストを得意とするため、狙ったスポットへ正確にルアーを送り込むことができる点が大きな魅力だ。ブラックバスフィッシングはもちろん、アジングやロックフィッシュゲームなどのソルトウォーターシーンでも活躍する。

ボディにはシマノ独自のHAGANEボディを採用しており、軽量ながらも高い剛性を確保。これにより、負荷がかかる場面でも安定した巻き上げを可能にしている。さらに、カーボンクロスワッシャを搭載したドラグシステムにより、滑らかで安定したドラグ性能を発揮。細いラインを使用することが多いベイトフィネスにおいて、ラインブレイクのリスクを最小限に抑える仕様となっている。

また、SLX BFSにはエキサイティングドラグサウンド機能が搭載されており、ドラグ作動時には爽快なサウンドが響く。これにより、ファイト中の臨場感が増し、よりエキサイティングな釣りを楽しむことができる。ギア比は8.2とハイギア仕様で、ルアーの回収もスピーディーに行える設計。最大ドラグ力は3.5kg、自重は170gと、軽量ながらもパワフルな仕様となっている。スプール径は32mm、幅22mmとコンパクトに設計されており、6lb-45m、8lb-45mのフロロラインを巻くことができる。

このリールの魅力をさらに引き立てるのが、その高いコストパフォーマンスだ。上位機種であるアルデバランBFSやカルカッタコンクエストBFSと比べても、キャスト性能や操作性に大きな差はなく、手頃な価格でありながら上級者も満足できるスペックを備えている。特に、ベイトフィネスに挑戦したい初心者にとっては、導入しやすいモデルとなるだろう。

実際に使用したプロアングラーの秦拓馬氏も、「前モデルから気に入っていたが、2025年モデルは超々ジュラルミンスプールが搭載されたことで、より低弾道キャストが決まりやすくなり、パフォーマンスが向上した」と評価している。また、ブラックバスだけでなく、ライトソルトでのアジングやロックフィッシュ狙いにも適しており、軽いシンカーでも飛距離が出るため、より自由なアプローチが可能になったという。

SLX BFSは、単なるベイトフィネスリールにとどまらず、フリースタイルでさまざまなフィールドに対応できる万能な1台だ。初心者から経験者まで幅広いアングラーにとって、頼れる相棒となること間違いなしのリールといえるだろう。

25slxbfsのインプレ


25slxbfsのインプレを紹介します。

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