フィッシュマンのベンダバール10.1Mは、沖のボトム釣りに特化した高感度ロッドです。全長10.1ftという長さを持ち、特に長距離キャストに優れています。このロッドは8.9Mを上回る飛距離を実現しており、遠くのポイントにも容易にルアーを届けることができます。
また、感度の面でも非常に優れています。クローラシリーズやNewインテ6.4ULに採用されている「張りがあるのにしなやか」という特性を、長尺ロッド用に最適化しています。外側に巻かれた高弾性カーボンにより、穂先は理想的な感度を提供し、1ozテキサスリグや高比重ルアーを使ってのボトム釣りにおいても、根回りの感触を明確に伝えることができます。これはリフトアンドフォールなどの操作性を大幅に向上させます。
このロッドは専用ソフトケースが付属しており、携帯性にも優れています。ただし、パックロッド特有の問題として、ジョイント部のゆるみに注意が必要です。キャストを重ねるとジョイントが緩むことがあり、これがジョイント部の破損やロッドの折損に繋がる可能性があります。フェルールワックスの使用が推奨されており、キャスト時の抜け落ちを防ぐと同時に水分侵入による固着を防ぎ、ジョイント部を保護する効果があります。使用後は定期的にジョイントの締め付けを確認し、メンテナンスを行うことが大切です。
スペック面では、全長308cm、3ピース構造、仕舞寸法106.5cm、グリップ長54cm、自重283gとなっており、素材には4軸カ
ーボンが使用されています。ガイドにはKガイドチタン+ステンが採用されており、ルアーウェイトは8~50g、ラインはPE1~4号に対応しています。価格は58,800円(税抜)となっており、これらのスペックと特徴を考慮すると、釣り愛好家にとって非常に魅力的な選択肢と言えます。
ベンダバール10.1Mは、その長さと感度、そしてしなやかさを兼ね備えた穂先により、長距離からの繊細なボトムアタックに最適化されています。特に沖のボトムをターゲットとする釣り人にとっては、その性能を最大限に活かすことができるでしょう。高感度と操作性の向上は、釣りの成功率を高め、より快適で効果的な釣り体験を提供します。
ベンダバール10.1Mのインプレ
フィッシュマンのベンダバール10.1Mのインプレについて紹介します。
ホゲてきたので昨日撮ったキャスト動画あげます👍
もう少し後ろに溜めてから投げたほうが飛びそうだなぁと自分で見て感じました。しかしいい曲がりすぎるぞベンダバール。
ロッド:Fishman BRIST VENDAVAL 10.1M
リール:21アンタレスDC
ルアー:20g鉄板バイブ#Fishman pic.twitter.com/eiGCGvFE5k— 土屋 きゅうり (@kyuurifishing) June 13, 2022
ボウズのときに始まるキャスト大会
ジグ30g
ベンダバール10.1M
アンタレスDCMDアドバイス求む pic.twitter.com/8vDA4KRI6h
— やまと 🍣 (@ya0ma3to9) July 24, 2022
ジリオンSV TWにPE2号満タン(約120〜130m)があっという間に空っぽ。
ロッドはベンダバール10.1M
遠くに飛ばすコツは、力ではなくロッドの胴を曲げることを意識する。曲げやすいロッドを選ぶことがキモ。 pic.twitter.com/eCxIn4dPsg— 赤塚ケンイチ (@ken_akatsuka) March 16, 2021