ツララのグリッサンド56は、一見すると渓流釣り用ロッドのような繊細な外見を持ちますが、実際にはその特性はかなり異なります。このロッドは、特にマングローブの隙間での使用を想定しており、攻撃的なウルトラライト(UL)釣りに適しています。
このロッドの最大の特徴は、その先調子のシャープさと汎用性にあります。ティップは非常に柔軟で、1g未満の軽いルアー操作に適しています。アジングやエリアトラウト、源流釣り用ロッドのようなULタッチで、ルアーの操作やバイト時の針先の保持に優れています。しかし、その柔軟なティップとは対照的に、ロッドの胴部分には強い張りがあり、バット部分には厚みがあります。これは、特に硬い口元の魚や根に潜る魚をターゲットにした設計です。
ロッドは、先端から約30センチの部分まではスムーズに曲がりますが、それ以降はかなり硬い胴部を持っています。これは、マングローブやサンゴ礁などの環境で魚を効果的に引き出すための設計です。一瞬のフッキングや魚を後ろや真下を向かせないための硬さが求められるため、ロッドは強い張りを持っています。
しかし、この硬さにはデメリットもあります。特に小型の魚を釣る際には、フッキングが難しくなることがあります。小型魚の場合、フックが十分に刺さらないことが多く、水深が1m近い場所での釣りが必要になることがあります。また、水深がある場所でのボトム釣りには適しており、小型のフラットフィッシュなどには効果的です。
推奨されるラインはフロロ4Lb(1号)前後で、このラインに合わせて設計されたルアーサイズを使用することが推奨されます。このロッドは、その特異な設計により、特定の釣り方や環境において非常に効果的ですが、すべての状況に適しているわけではありません。細かいニーズに応えるために設計されたこのロッドは、特定の釣り愛好家にとっては理想的な選択肢となるでしょう。
グリッサンド56のインプレ
ツララのグリッサンド56のインプレを紹介します。
超久しぶりに、もはや数年ぶり?にスピニングのグリッサンド56でブラウントラウト!!
石や倒木絡みの渓流域で4ポンドラインで40クラスの魚を相手にするにはスリルがありすぎる… pic.twitter.com/6PjSsr0rfm— 小川 義行(ちゃぴん) (@turichapin) August 29, 2019
他のロッドでダメダメモードの中、ツラリス(娘)が居なくなった隙にグリッサンド56を借りて1投目でヒット~スッ、スゲー!!Σ(゚Д゚ )
もうね、この竿をヨイショするワケじゃなく認めなきゃならんのですよホント(^_^;)#TULALA#Glissando56#番外編モンマジ pic.twitter.com/TlBN5PrqQH— モンマジ (@MonkeyMagic1696) July 25, 2017
楽しい(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
グリッサンド56何にでもつかえる(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
#グリッサンド56#tulalajp pic.twitter.com/gTAtnp3YfP— sakura (@sakura25nama) May 26, 2020